玉掛け(たまかけ)は、クレーンなどに物を掛け外しする作業のことである。
直接あるいはワイヤーロープなどで荷物をクレーンなどのフックに掛ける作業を玉掛けと呼びます。
ワイヤーなどを掛ける場合はもちろん、外す場合も玉掛け作業に含まれるので、荷物の移動先で掛けた人間と違う人間がワイヤーを外すような場合は外す作業にも資格が必要となります。
参考:玉掛け Wikipedia
玉掛けの資格はクレーンなどの吊り上げ荷重(または制限荷重)に応じて、以下のように法令で定められています。
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- クレーン等のつり上げ荷重(または制限荷重)が1t未満の場合は、「玉掛け技能講習の修了者」または「玉掛け特別教育の修了者」であること。
- クレーン等のつり上げ荷重(または制限荷重)が1t以上の場合は、「玉掛け技能講習の修了者」であること。
玉掛け作業者 受講資格
玉掛作業者(たまかけさぎょうしゃ)とは、玉掛け技能講習及び玉掛け特別教育を修了した者。労働安全衛生法第61条、第76条にて規定されている。
- 技能講習、特別教育ともに制限なし
受講資格は、18歳以上
(但し就業できるのは18歳以上なので技能講習・特別教育に年齢制限を設けている場合もあります)
受講費用は?
受講費用は、受講する機関によって費用に変動がありますが、
おおよそ 20,000円前後と考えておけばいいと思います。
玉掛け資格は比較的簡単に取得できる国家資格のひとつと言えると思います。
安全に作業する為にも持っておきたい資格です。