兄弟や親戚、または友人などが家を新築したならば、新築祝いを考えますよね
新築祝いを渡すタイミングは?
一般的には、新築祝いは新しい家のお披露目会があれば、その時に渡すのがいいでしょう。
でも、新しい家が遠い所だったり、少し大きい物を贈りたい時は、時期を考えた方が
良い場合もあります。
新居に越してきて、まだ片付いていない場合や、実際に住んでみて何が必要で何がほしいのか、ある程度時間が経たなければわからない場合もあります。
時期にこだわったが為にお披露目の際に贈ったものが、後でいらなくなってしまう事もあります。
そんな残念な事にならない為に、ある程度の期間をもってどんな物が欲しいのか
聞いた方が、贈った相手に喜ばれるかと思います。
最近では新築半月から1~2ヶ月以内くらいまで贈って良い時期の範囲が広まっているようですね。
新築披露もだいたいその頃に行われることが多いようですから、相手先もやっと落ち着いてきて、また欲しいもの、新居に足りないものなども解ってくる頃なので、新築祝いのリクエストを聞ける場合などは欲しい物を贈ってあげると喜ばれるかもしれませんね。
実際は、冠婚葬祭と違って厳格なマナーがある訳ではありませんのでそれ程、気にすることもありませんが
あまり遅くなってしまうと、新築祝いなのか何なのかわからなくなってしまうので
遅くても6か月程度までを目安に送ればいいかと思います。
また、お披露目会で贈る際(品物)は可能ならば他のお呼ばれされている人に見られないようなタイミングを見計らってお渡しするのもマナーのひとつかも知れません。
他の方と一緒になってしまって、お祝いの品物のバランスがあまりにも違っていた場合などは無理に渡そうとすると気まずくなってしまう場合もありますから要注意ですね。
新築祝いの金額の相場
兄弟や親戚、または友人など贈る相手によって金額は変わってくると思います。
友人関係ならば、何人かで合同で贈ることもあるのではないでしょうか?
あまり金額が多くても、今度は相手の方もお返しに困ってしまうかも知れません。
一般的な金額の相場
- 会社の同僚などの場合・・・5,000円程度
(連名で購入する場合は3,000円などの場合もありです。) - 友人・知人の場合・・・・・5,000円程度、親しい場合は10,000円
- 兄弟や身内の場合・・・・・10,000円~50,000円程度
(兄弟の場合や親が子供に贈る場合は一般的に30,000円~50,000円程度)
一般的に新築祝いは品物で贈る人が多い様ですが、現金で贈ったとしても決して失礼にはなりません。
むしろ気に入った品物を自分で選べるので、良い場合もあります。
しかし例外として、会社の上司などの目上の方には現金で贈ると失礼に当たる場合がありますので、目上の方に新築祝いを贈る場合は品物で贈るようにした方が賢明ですね。
まとめ
新築祝いは、贈るものや、贈る際のマナーもちろん大切ですが、一番大切なのは相手を祝福する気持ち、思いやる気持ちですから、祝福や思いやりの気持ちを忘れない様に贈りたいものですね。
ちなみに、新築祝いのお返しは、頂いた物の半額から3分の1程度の物でお返しするのが一般的です。
その際の表書きは「内祝い」とし、このお返しは多少遅くなっても問題はありませんが、なるべく早くお返しした方が良いかも知れませんね。
関連記事:結婚祝いいつ贈る? 出産祝いいつ贈る? 快気祝いいつ贈る? 就職祝いいつ贈る?