ご先祖様からのお墓がある方はいいですが、まだお墓が無い場合は
いつ建てたらいいのよくかわからないですよね。
生きてるうちにお墓って買うの?
「生前にお墓のことを考えるなんて縁起でもない!」と思われるでしょうが、お墓を生前に建てることは「寿陵(じゅりょう)」といわれ縁起の良いこととされていたんですよ。
古来中国では、生前の建墓は「長寿を授かる」「子孫が繁栄する」「家内円満」など幸福をもたらすと信じられていたようですし、秦の始皇帝をはじめ、歴代の皇帝は寿陵墓を建てています。
解かりやすいところで言えば、エジプトのファラオ(王)がピラミッドを、日本では天皇が古墳を生前から計画的につくっていることが多いことからしても、一概には「縁起が悪い!」とは言い切れなさそうです。
自分の死後に、残された家族に迷惑をかけたくないという思いと、墓地不足の問題からも、早めに希望の立地条件の墓地にお墓を建てられる方も多いようです。
お墓が無い場合
亡くなってしまったけどまだお墓が無い。そんな時、いつお墓を建てたらいいのでしょう。
すでに先祖代々からのお墓がある場合、納骨する場所がある場合は、四十九日を機に納骨するのが一般的ですが、これから新しくお墓を建てる場合はお墓を用意しなければなりません。
葬儀が終わって遺骨が自宅に帰ってきて、四十九日をを終えた頃からお墓のことを考える方も多いようです。
特に納骨の期限が法律で定められている訳ではありませんので、急いで建てなくても
遺族の気持ちが、落ち着いてからお墓のことを考えても決して遅くはありません。
いつ建てるのがいいのか
新しくお墓を建てる場合、一周忌や三回忌法要を目安にお墓を建てて納骨する方が多いようですね。
また、春か秋のお彼岸、お盆などの行事に合わせて納骨する人もいます。
親戚が集まる法要などの行事に合わせて納骨すれば、何度も足を運んでもらう必要が無くなりますし、準備する側の負担も軽くなります。
都市部ではなかなか希望の墓地や立地条件、希望購入金額など難しいと思いますので
お墓のことも、あらかじめ頭に入れておいた方が良いかも知れませんね。
参考:はせがわのお墓