春分の日って、毎年変わるって知っていましたか?
あまり気にしていなかったですけど・・・
季節の節目を表す「春分の日」は、お彼岸の中日ともなる祝日で、春分の日の意味は「自然をたたえ、生物を慈しむ日」。
日本の国民の祝日の一つであり、祝日法により天文観測による春分が起こる春分の日が選定され休日とされます。
昼が長くなって「昼と夜の長さが等しくなる日」といわれていますが、実際は昼の方が少し長いようです。
参考サイト:春分の日 wikipedia
2020年春分の日はいつ?
2020年の春分の日は、3月20日(金・祝)になります。
春分の日は、他の国民の祝日と異なり、あらかじめ月日が定められていないのです。
法律上では、春分の日は「春分点を太陽が通過する日」となっているようですが、国立天文台が毎年2月の第一平日に発行する官報での公表をもって、翌年の春分の日が定められるのだそうです。
春分の日がなぜ変わるのか
春分の日は、毎年変わり3月20日もしくは、21日だったりと毎年同じではありません。
では、なぜ毎年決まった日ではないのか。
それは、うるう年と同じような原理が働いているようです。
太陽の通り道の黄道と天の赤道の交点「春分点を太陽が通過する日」を春分の日とするため、その年によって日付が変わってしまうのだそうです。
春分の日は何をするの?
春分の日には、お墓参りをするのが一般的ですが、これは春分の日をお彼岸の中日とし前後7日間にご先祖様の供養を行います。
元々、農村部では春のこの時期に豊作を祈り、秋の秋分の日のころに豊作に感謝をする信仰があって、先祖の霊を春分前に山から迎え、秋分後に山へ送るという儀式があったそうです。
それが、仏教の考えにより「春分・秋分」の頃は太陽が真東から昇って真西に沈むことからご先祖様と通じやすくなると考えられて、お彼岸にご先祖様を供養するようになったようです。
春分の日には、ご先祖さまや自然に感謝をささげる仏道精進の期間で日本独自の仏教行事です。
この機会に、お寺の法要やお墓参りに行き、自然をたたえ、生物を慈しみ亡き人へ思いをはせ、感謝の気持ちをささげましょう。