「建国記念日」って皆さん言っていませんか?
実は、建国記念日ではなく「建国記念の日」が正しいようですよ。
建国記念の日はいつ?
建国記念の日は、2月11日 になります。
2018年は、日曜日になりますので月曜日は振り替え休日になり人によっては、3連休になりますね。
でも、以外とこの建国記念の日の事を知らない方も多いのではないでしょうか。
私もカレンダーを見て建国記念の日を建国記念日でないことを知りました。
建国記念の日とは
「建国記念の日」とは、「建国をしのび、国を愛する心を養う日」として1966年(昭和41年)に定められました。
日本では、実際の建国日が明確でない為、建国神話(日本神話)を基に、建国を祝う日として「建国記念の日」が定められました。
2月11日という日付は、日本書紀で初代天皇の神武天皇の即位日である旧暦の紀元前660年1月1日とあり、その即位月日を明治に入り新暦に換算した日付になったそうです。
もともと、日本では明治時代に「紀元節」と呼ばれる建国を祝う日があったようですが、第二次世界大戦後の1948年(昭和23年)に紀元節を認める事で、天皇を中心として日本人の団結力が高まるという懸念をしたGHQにより「紀元節」は廃止されました。
その後、9回の議案提出と廃案を経て、1966年(昭和41年)に建国記念の日は、国民の祝日になったそうです。
参考サイト:建国記念の日 Wikipedia
建国記念の日「の」が入った訳
建国記念日ではなく建国記念の日となった訳は、「紀元節」復活に異議を唱える野党からの反発や歴史学上、神武天皇の存在の確証がなく、学者からの「正確な起源がわからないのに建国記念日にするのはおかしい」との声が多くあったそうです。
そして、歴史上に基づく建国された日とは関係なく、建国されたという事実をお祝いするという事で、「記念の日」となったそうです。
個人的には、どちらでもいいのですが(怒られてしまうかもしれませんが)国が日本が誕生した日として、その国に生まれた者として国の誕生を祝いたいですね。
関連記事:2018年国民の祝日はいつ?